おすすめ!今週の酒蔵開き<福岡・佐賀> 行っちゃおう!
今週(3月5日~6日)の酒蔵開きは、といいますと、
佐賀県内は開催なしで、福岡県内の酒蔵さん2件が開催します。
・喜多屋酒造(福岡県八女市)さん
・目野酒造(福岡県柳川市)さん
ここ2年、喜多屋酒造さんへおじゃましていますので、今回は、柳川の目野酒造さんへおじゃましたいと思います。
昼間っからお酒を楽しめるということで、毎回楽しみなんですね。
|今週も 酒蔵開きに行くぞ!という巻
まずは、目野酒造さんのHPから写真をお借りしてきました。
|めざすは目野酒造さん
以前の記事でも「柳川のうなぎ」を取りあげましたが、水郷の街柳川にある唯一の酒蔵さんです。
銘柄は、「国の壽」
1890年(明治23年)に創業され、現在の目野忠治郎社長さんは6代目になるそうです。
地元では人気のお酒ですね。
私は、ときたま「国の寿・純米吟醸酒 壽限無(じゅげむ)720ml/1,500円」をいただいています。
酒造用米『壽限無』を50%まで磨きあげています。
好きな純米吟醸酒の中では、印象少し重ためですか。
もともと九州、福岡や佐賀のお酒は甘めが多いのですね。
「香り高く、すっきりとした味わい」というより、「香り抑えめ、甘く、のど越し少し辛い、でも旨みあり」、というところです。
今回の酒蔵開きでは、お天気が崩れないうちに土曜日早めにおじゃまして、振る舞い酒に何度も並ぼうと思っております。
大相撲、琴奨菊の初場所優勝がありましたので、ずいぶん盛大になると思いますよ。
|かなり盛り上がる 喜多屋酒造さん
喜多屋酒造さんは、八女市に文政年間(1818~1830)に屋号「喜多屋」で創業。約190年の歴史を持つ老舗です。
銘柄は、ずばり「喜多屋」。
喜多屋さんを有名にしたのが、このお酒、
「大吟醸 極醸 喜多屋」
IWC 2013 日本酒部門 583銘柄の中で最優秀賞である第1位のチャンピオン・サケを受賞しました。
喜多屋さんの説明によると、「福岡県糸島産「山田錦」を精米歩合35%に磨き上げ極寒に仕込み、わが子を育てるように大切に発酵させ、「しずく搾り」によって仕上げました。 優雅で華やかな香りと、芳醇かつ透明感のある味わい、余韻が絶妙のハーモニーを奏でていて素晴らしいとIWC審査員から絶賛されました。」ということです。
さっそく、2014年の酒蔵開きには駆けつけましたね。それがこの写真、
抽選会では、500円でくじが5本引けるのですが、私の義父は2等を5本も引きまして大変ご満悦でした。 4号瓶5本は、私がリュックにかろうことになったのですが、でも良かった良かった。
酒蔵には必ず「杉玉」が軒先にぶら下げられていますよね。 スギの葉(穂先)を集めてボール状にしたもので、酒林(さかばやし)とも呼ばれますが。
実は、青々した杉玉が飾られるのは、新酒ができましたよ、というお知らせの印なんです。 それが月を追うごとに枯れていきますのが熟成しているという証ですわ。 それにしても喜多屋さんにはとてつもなく大きな杉玉がありました。 それがこちら、
酒蔵開きの楽しさは、行ってみないとなかなか伝わりません。 そんな大量にお酒をいただくということではないですね。 振る舞い酒といただき、試し飲みを何種類かしてみても多くて2合くらい飲む程度でしょう。 そこで販売している新酒を買って、そこで開けて飲む、これも酒蔵開きの醍醐味です。
晴天の下、おつまみや酒粕汁をおともに仲間や家族とワイワイやる、「ああ、生まれてきて良かった。なんて美味しんでしょ。幸せ。」となること間違いなしです。
是非お試しを!
|ついでに、今後の酒蔵開きの予定を!
3月12日(土)、13日(日)
<福岡県>
・天心 溝上酒造 北九州市八幡東区
・玉出泉 大賀酒造 筑紫野市二日市
探検済。 JRウォーキングありです。二日市駅も綺麗になってますよ。商店街あげてもりあがってます。ローカルバンドの演目もあります。
・玉水 玉水酒造 みやま市高田 (13日のみ)
・比良松 篠崎 朝倉市比良松 (13日のみ)
<佐賀県>
・窓乃梅 窓乃梅酒造 佐賀市久保田町 (12日のみ)
探検済。 実は初めて行った酒蔵開きがここ窓の梅。 元禄元年(1688年)の創業、300有余年に及ぶ長い歴史の酒蔵です。 13代目社長の古賀譲治社長のにこやかな笑顔がお酒をさらに美味しくします。 私は、「ここ窓の梅で、初めてお酒が呑める幸せを感じました。」 場所は、嘉瀬川沿いにある小さな酒造場ですので、佐賀駅もしくは久保田駅からタクシーでどうぞ。
・万齢 小松酒造 唐津市相知町 (13日のみ)
晴れていれば、是非行ってみようと思っている酒蔵さんです。 JR唐津線相地駅から徒歩6分ですから、ローカル色満載ですよ。 菜の花はまだでしょうかね。
ところで、日本酒好きの皆さまは、人それぞれこだわりと好みがあります。
先日、よく行くお寿司屋さんの大将と気まずい雰囲気になったのも日本酒の話題です。
私が、「日本酒は、アルコールを飲むっていうんじゃなく、大吟醸の香りもいいけど、やっぱり純米吟醸が好きですね。米の旨みも出てて甘さもあります。辛口はどうも苦手で。」と言うと、
大将いわく、「お酒飲みは違いますよ。大吟醸やら吟醸、純米もどうか、やっぱり酒飲みは本醸造酒ですよ。」 と、真向否定ですわ。 接客業としてお客様に迎合しないというのはどういうことよ?と思ったわけですね。 少しお互い若いですか。
ということで、旨いと評判の日本酒ランキングを調べてみました。
|旨いと口コミの日本酒ランキング 値段入り
•1位:獺祭(だっさい)/純米大吟醸 磨き三割九分 720ml/2,418円 山口県岩国市 旭酒造
•2位:久保田(くぼた)/碧寿 純米大吟醸 720ml/2,230円 新潟県長岡市 朝日酒造
•3位:白瀑(しらたき)/山本 亀の尾 720ml/1,524円 秋田県山本郡八峰町 山本合名会社
•4位:十四代(じゅうよんだい)/本醸造 本丸 秘伝玉返し 高価 山形県村山市 高木酒造
•5位:黒龍(こくりゅう)/逸品 720ml/1,600円 福井県吉田郡永平寺町 黒龍酒造
•6位:澪(みお)/スパークリング 720ml/1,187円 京都市伏見区 宝酒造
•7位:八海山(はっかいさん)/純米吟醸 720ml/1,987円 新潟県南魚沼市 八海醸造
•8位:新政(あらまさ)/ヴィリジアンラベル 720ml/4,290円 秋田県秋田市 新政酒造
•9位:飛露喜(ひろき)/純米大吟醸 720ml/2,916円 福島県会津坂下町 廣木酒造本店
•10位:醸し人九平次(かもしびとくへいじ)/純米大吟醸 山田錦 50% 720ml/1,987円 愛知県名古屋市 萬乗醸造
まあ、確かに有名どころが揃っていますね。
|1位 獺祭 旭酒造さんへ行ってみた
1位の獺祭は、ヨーロッパで認められて、杜氏さんによる仕込みではなく、科学的な独特の製法により生み出しています。 私も山口県岩国市にある蔵元まで訪ねて行ったことがあります。 今ほど有名ではなかったのですが、たまたま蔵で桜井社長さんにお会いでき商品を説明してもらいましたが、熱い人でしたね。
|ちなみに、ネットでの検索でポイントが高かった日本酒一覧 (超、一般的ともいえる順位ですね)
1位 八海山 新潟
2位 蔵王 宮城
3位 久保田 新潟
4位 男山 北海道
5位 開運 静岡
6位 花陽浴(はなあび) 埼玉
7位 宝船 山口
8位 菊水(きくすい)
9位 花の露(はなのつゆ) 福岡
10位 杉の森 長野
11位 庭のうぐいす 福岡
12位 大山(おおやま) 山形
13位 田酒(でんしゅ) 青森
14位 君の井 新潟
15位 渓流 長野
16位 菊川 岐阜
17位 松尾 長野 96,700
18位 獺祭(だっさい) 山口
19位 関東の華 群馬
20位 富士の光 三重
|こんなにもたくさんの銘柄が揃う、福岡・佐賀の日本酒
<福岡の酒>
- 朝凪(あさなぎ) – 朝凪酒造(久留米市)
- 旭菊(あさひぎく) – 旭菊酒造(久留米市)
- 旭松(あさひまつ) – 旭松酒造(八女市)
- 旭盛(あさひもり) – 江頭酒造(大牟田市)
- 綾杉(あやすぎ) – 綾杉酒造場(福岡市南区)
- 池泉(いけいずみ) – 池田屋(みやま市)
- 磯乃澤(いそのさわ) – いそのさわ(うきは市)
- 梅ヶ谷(うめがたに) – 梅ヶ谷酒造(嘉麻市)
- 大空(おおぞら) – 鐘ヶ江酒造(久留米市)
- 亀の尾(かめのお) – 伊豆本店(宗像市) ?大好きです 酒蔵開きで買う生酒は決して振ってはいけません。 発砲がすごいです。
- 寒北斗(かんほくと) – 玉の井酒造(嘉麻市) ?大好きです ここの生原酒はとてつもなく旨いですよ。
- 菊美人(きくびじん) – 菊美人酒造(みやま市)
- 喜多屋(きたや)、寒山水(かんさんすい) – 喜多屋(八女市)
- 九州菊(くすぎく) – 林平作酒造(京都郡みやこ町)
- 国菊(くにぎく) – 株式会社篠崎(朝倉市)
- 国の寿(くにのことぶき) – 目野酒造(柳川市)
- 蔵談義(くらだんぎ) – 清力酒造(大川市)
- 黒田城 大手門(くろだじょう おおてもん) – 杜の蔵(久留米市)
- 黒田武士(くろだぶし) – 大里酒造(嘉麻市)
- 薫仙(くんせん) – 薫仙(嘉麻市)
- 繁桝(しげます) – 高橋商店(八女市) ?大好きです 定番ですが、昔から好きですね。
- 如水(じょすい) – 石蔵酒造(福岡市博多区)
- 白糸(しらいと) – 白糸酒造(糸島市)
- 酒仙の泉(しゅせんのいずみ) – よろずや酒造(田川郡添田町)
- 杉能舎(すぎのや) – 浜地酒造(福岡市西区)
- 園乃蝶(そののちょう) – 園乃蝶酒造(みやま市)
- 大観(たいかん) – 翁酒造(古賀市)
- 鷹正宗(たかまさむね) – 鷹正宗(久留米市)
- 玉出泉(たまでいずみ) – 大賀酒造(筑紫野市)
- 玉水(たまみず) – 玉水酒造(みやま市)
- 筑紫の誉(ちくしのほまれ) – 筑紫の誉酒造(久留米市)
- 千年乃松(ちとせのまつ) – 千年乃松酒造(久留米市)
- 千代錦(ちよにしき) – 野田酒造(みやま市)
- 月の桂(つきのかつら) – 森山酒造(小郡市)
- 天心(てんしん) – 溝上酒造(北九州市八幡東区)
- 冨の寿(とみのことぶき) – 冨安(久留米市)
- 豊盛(とよさかり) – 豊村酒造(福津市)
- 豊駒(とよこま) – 戸渡酒造(田川郡添田町)
- 楢の露(ならのつゆ) – 勝屋酒造(宗像市)
- 西の蔵(にしのくら) – 光酒造(糟屋郡粕屋町)
- 庭のうぐいす(にわのうぐいす) – 山口酒造場(久留米市)
- 花の関(はなのせき) – 花関酒造(太宰府市)
- 花の露(はなのつゆ) – 冨安本家酒造(久留米市)
- 花宗(はなむね) – 福島酒造(八女市)
- 萬代(ばんだい) – 小林酒造本店(糟屋郡宇美町)
- 比翼鶴(ひよくつる) – 比翼鶴酒造(久留米市)
- 飛龍(ひりゅう) – 飛龍酒造(三井郡大刀洗町)
- 富久鶴(ふくつる) – 石井産業(宮若市)
- 福徳長(ふくとくちょう) – 福徳長酒類(久留米市)
- 藤娘(ふじむすめ) – 後藤酒造場(八女市)
- 万作(まんさく) – 山口(久留米市)
- 萬年亀(まんねんかめ) – 萬年亀酒造(久留米市)
- 三井の寿(みいのことぶき) – 井上(三井郡大刀洗町)
- 瑞穂菊(みずほぎく) – 瑞穂菊酒造(飯塚市)
- 無法松(むほうまつ) – 無法松酒造(北九州市小倉南区)
- 有薫(ゆうくん) – 有薫酒造(久留米市)
- 若竹屋(わかたけや) – 若竹屋酒造場(久留米市)
- 若波(わかなみ) – 若波酒造(大川市)
- Rouge Naturelle – 目野酒造(柳川市)
<佐賀県>
- 王将(おうしょう)-峰松酒造場(鹿島市)
- 乾杯(盃)(かんぱい)-飯盛酒造(鹿島市)
- 金波(きんぱ)-光武酒造場(鹿島市)
- 幸姫(さちひめ)-幸姫酒造(鹿島市)
- 竹の園(たけのその)-矢野酒造(鹿島市) ?大好きです ここの先代の奥さん、元気がよくて大好きです。 お酒の仕込みでは、魂を込めることがもっとも重要だとおっしゃってました。 素晴らしい。 応援してます。
- 鍋島(なべしま)-富久千代酒造(鹿島市) ?大好きです 贅沢するときは、決まって鍋島です。
- 能古見(のごみ)-馬場酒造場(鹿島市)
- 萬寿亀(ますかめ)-水頭酒造場(鹿島市)
- 古伊万里(こいまり)-古伊万里酒造(伊万里市)
- 松浦一(まつうらいち)-松浦一酒造(伊万里市)
- 誠(まこと)-三酔
- 富士の雪(ふじのゆき)-川浪酒造(伊万里市)
- 宗政(むねまさ)-宗政酒造(伊万里市)
- 万里長(まりちょう)-樋渡酒造場(伊万里市)
- 弓取(ゆみとり)-田中酒造合名会社(伊万里市)
- 枝梅(えだうめ)-枝梅酒造(佐賀市)
- 芙蓉(ふよう)-田中酒造合資会社(佐賀市)〈2013年大和酒造に合併〉
- 本家アカカベ(ほんけあかかべ)-中島酒造場(佐賀市)
- 窓の月(まどのつき)-肥前杜氏 大和酒造(佐賀市)
- 光栄菊(こうえいぎく)-光栄菊酒造(小城市)
- 高砂(たかさご)-小柳酒造(小城市)
- 天山(てんざん)-天山酒造(小城市)
- 聚楽太閤(じゅらくたいこう)-鳴滝酒造(唐津市)
- 万齢(まんれい)-小松酒造(唐津市)
- 虎之児(とらのこ)-井手酒造(嬉野市)
- 東一(あづまいち)-五町田酒造(嬉野市) ?大好きです
- 千歳玉菊(ちとせたまぎく)-大隈酒造場(杵島郡江北町)
- 不老長寿(ふろうちょうじゅ)-中島酒造(杵島郡江北町)
- 御宴(ぎょえん)-吉武酒造(佐賀市)
- 窓乃梅(まどのうめ)-窓乃梅酒造(佐賀市) ?大好きです
- 天吹(あまぶき)-天吹酒造(三養基郡みやき町)
- 基峰鶴(きほうつる)-基山商店(三養基郡基山町)
- 宮の松(みやのまつ)-松尾酒造場(西松浦郡有田町)
- 東鶴(あづまつる)-東鶴酒造(多久市)
ということで、今年一年まだまだお世話になりますね。
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