引き寄せ!直観的に強く感じたら、ためらわない!(1)【潜在意識】
あなたは今までに、「あれは大きな転機だったな」と、後から思えるようなことがありませんでしたか?
逆に「あのとき思った通りにすれば人生は変わってかもな?」なんて、今になって後悔することもあったでしょう。
未来は、今このときの連続としてあるのですから、「やるかやらないか」の今の決断が大きなカギを握っているんですね。
そうです。 その時点で、決断するかどうかが問われます。
この決断はどうやって導かれるのでしょうか!
|チャンスを引き寄せるには
ひとつのヒントをこれから言いますね。
直観的に「これは絶対にやった方がいいぞ!」という衝動にかられたら、ためらってはいけないのです。
それは、潜在意識からの強い誘導である可能性が高いからです。
その理由はこのように説明できます。
|潜在意識の強い誘導
人は、心の中で“幸せになりたい”と切に願望しています。 私たちの魂は、本来階段を昇るように上へ上へと向かっています。 それを支える私たちの潜在意識が、働きかけるのですね。
潜在意識の中へポジティブなプラスの想念が充満して、心がウキウキしたり、強い衝動が起こると、私たちの潜在意識は、私たちを「不幸にさせない」ように軌道を修正しようとしてくれるんです。
これを聞くと、私たちの中に別の私が居るように思います。 その別の私が、「潜在意識」と言われるもので、潜在意識の中でもさらに深いところにある「集合無意識」といわれるものです。
「集合無意識」という言葉は、心理学者のユングが提唱した概念で、「個人の経験の領域を超えた人類に共通の無意識領域」と定義されています。
詳しくはこちら ⇒ 潜在意識とは何? それは脳への“すりこみ”だ!
スピリチュアル的にいいますと、守護霊さんからのお伝えということになるのでしょうが、心理学的に平たくいうと、「私に宿った、いにしえからの叡智が、私に“きづき”を与えてくれた!」ということです。
|タイミングを逃すな
私もそうですが、人にはいろんなタイミングがあります。
サラリーマン生活を続けようと思っていたにもかかわらず、途中で脱サラして独立を考える時などもそうです。
たまたま街で見かけたチラシに興味を惹かれ、気にはなってたけど、ふらっと教室を訪れたら、はまってしまった。 その出会いがその後の人間関係や人生計画を大きく変えていったなど。
特に、脱サラを決断するときは、転職の決断と違い、自分の中で別な衝動が起きていますよね。
転職は、現状の立ち位置で“隣の畑に移る”みたいなものですが、脱サラは、別の土地へ行ったり、川を渡ったり、海を越る場合もあったりと、かなり大きな変化ですよ。
環境が変わるだけではなく、自分で漕いでいくわけですから、自分を信じていなければ独立は無理です。 自分を信じる勇気は、自分の中の潜在意識が応援してくれてこそ可能になると思いませんか?
ですから、「心を突き動かされるような衝動を受けた」、ということは、潜在意識が「自分の今からを信じなさい」と言っているようなものです。
|友人はなぜ脱サラしたのか?
私の後輩のHさんは、ある電機メーカーに勤めていました。
彼は優秀で、将来は重役候補じゃないかといわれ、自分でもそれを望んでいました。 20代で係長へ昇進し、32歳で課長、40歳で部長代理までなり、誰からも順調に昇進してるなと思われていました。
そんな彼が「会社を辞めれば、もっと道は開けるんじゃないか!」と部長昇進がささやかれる前に、強い衝動に駆られたんです。 もともと会社ではセールスエンジニアとしてがんばっていました。 営業もわかる、技術的なこともわかるということで、客先ではたいそう信頼が厚く、多く相談も受けるようになっていました。
ある日、営業でITベンチャーの会社を訪ねたとき、社員は数人とはいえそこの社長がイキイキと楽しそうに話す姿をみて、とても興味を惹かれたんですね。 その社長はまだ26歳というではありませんか。
後輩は、機器やそれにまつわるソフトを売ることで社会に貢献していると自負していたのですが、どこか満足できない自分がいたのです。 同じようにそれらの機器を利用している彼らは、さらにイキイキしている。 何故だろう? 自分に問いかけたんですね。
「商品を通じて同じ業界にいるとばかり思っていたけど、決定的に違うことがあった。 それは、彼らは自分がやりたいことをビジネスにしてる。 自分にもやりたいことがあるだろう?」
そう思うと居ても立ってもいられなくなったそうです。
彼らと話したその足で、本屋へ駆け込み、「起業」本のコーナーへ。
まだ、これといった明確な事業は、思い浮かんでいないにもかかわらず、衝動を抑えられなかったといいます。
彼は、現在、ネットビジネスの会社を立ち上げ、街起こしのお手伝いをしています。 地元だけでなく、コンサルとしても各地へ講演に行っているようで、彼のイキイキした顔が見れます。
残念ながら、彼が以前勤めていた会社は、リーマンショックと円高の影響から業績が悪くなり、今は再生を掛けてなんとか存続している状態です。
そのまま会社に残っていたら、やりたいことをやれたでしょうか? いずれその日を迎えられることができるにしても、大きく人生が変わったことは間違いありません。
|後悔のない生き方
これは、その人に限った、たまたまですよ、と言うなかれ。
かれは、その時、直観を信じ、心が決めるままに決断し、行動しただけです。
これも後悔の無い生き方なのでしょう。
~ まとめ ~
普段の生活の中で、このようなときは、
1.何かに出会ったら、「直観」を大事にする。
2.そのとき、強い衝動「絶対に!」が湧き起こったら、ためらわない。
3.潜在意識(集合無意識)からの誘導だと思う。
4.そして「やるかやらないか」決断します。
チャンスをつかむヒントはこれです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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