水郷柳川、「うなぎのせいろ蒸」を東京からわざわざ食べに来た?!
金曜日平日、お仕事仲間と福岡県「柳川」にやってきました。
福岡空港から車を走らせること1時間少し、
なんと、“ウナギ”を食べるためだけに東京からやってきた3人の、地元ガイド役での出番です。
果たして、この街にはどんな面白さがあるのか。
そこのところをご紹介しますね。
|知らなかったよ、柳川!
ここの有名どころといえば、ひとつめ、
| 松岡修造氏が勉強した町
まずは、意外と知られてないのが、
あの熱すぎる男、「松岡修造」先生が、高校2年の時にテニス名門校、ここ柳川高校へ編入するのですね。
ここで彼は、個人では味わえない団体優勝というものを得ます。
しかしその後、休学し、海外遠征を繰り返し、運命的な出会いもあって、結局はアメリカで高校を卒業し、プロになる決意をするんです。
柳川は、修造さんが世界へ飛び出す礎を築いてくれた街なんですね。
| 北原白秋の故郷
さらに誰でも知ってる明治から昭和にかけて活躍した、
詩人であり童謡作家であった「北原白秋」先生が育った町なのです。
現在の伝習館高校から早稲田大学へ進みました。
代表作としては、26歳の時に発表した「思いで 抒情小曲集」。
これば文壇へ華々しく登場した出世作だったのです。
次に28歳の時に発表した、「東京景物詩」でしょうか。
当時の文明開化の最先端に乗るような数々のキーワードが作品の中に多く散りばめられています。
ほんと、今でいう「粋」な人だったのです。
結構、名言も残していて、こんなのあります。
「苦悩は我をして光らしむ、苦悩は我が霊魂(たましい)を光らしむ」
いかがでしょう。 なんか“ぐっと”きませんか?
童話作家でもあった白秋先生は、こんなことも言っています。
『子供に還らなければ、
何一つこの忝(かたじけな)い大自然のいのちの流れを
ほんとうにわかる筈はありません。』
童心に還ることで見えてくるものがあるのでしょうね。
さすが、素直で清らかな目をもっているゆえんです。
| 武将 立花宗成 誾千代 が大好き
立花宗成は、戦国時代の武将、
秀吉の時代から家康の江戸時代までを、波乱万丈の人生を生きぬいた、
わたしにとっては、とてもカッコいい人物です。
「葉室 麟」さんが書いた時代小説「無双の花」を読んで、すっかりファンになりまして、何度も柳川を訪れました。
(戦国無双より)
大好きさんが話しますと、話が長くなりますので、この話は次にいたします。
そうです。
立花宗成は、PSの「戦国無双4 流浪演武」のキャラクターでもあるんですね。
| あ! 琴奨菊優勝おめでとう!
ごめんなさい。 柳川が生んだ琴奨菊。
わすれてはいけませんよね。
日本人力士の10年ぶりの優勝(14勝1敗)でした。
31歳、陰で支えた夫人の祐未さんも美人です。
奥さんは東京生まれですが、おやじさんが柳川生まれらしく、地元建設会社の倅である、琴奨菊は縁を感じたそうです。
ということで、琴奨菊、来場所である大相撲大阪場所、がんばってください。
| 柳川は水郷と川下りで有名です
「水郷柳川」 「柳川川下り」で有名です。
水郷の周りには観光名所が、
① 旧 立花家 別邸 「御花」
② 柳川城 跡
③ 柳川城 堀
④ 並蔵 川沿いに鶴味噌醸造のレンガ造りの倉が並んでいます。
川下りは、「どんこ舟」にのってゆったり堀川を廻ります。 料金は大人1500円だったけな。
寒いこの時期は、船にコタツと粋な計らいでしたよ。
| 今回の目的である、「ウナギ料理」
柳川には有名なウナギの料理屋さんが何軒もあります。
そう、目的は「うなぎのせいろ蒸し」です。
今回は、お堀端にある「若松屋」さんの離れでいただきました。
秘伝のタレでつくるかば焼きを器に入れてせいろで蒸すんです。
それがこちら、 ↓
そして、じゃ~ん! 「上」です。
それはそれは、ほっこり熱くて、箸でつまんでは、ふ~ふ~しながら食べました。
ボリューム満点ですよ。
錦糸卵は熱で固まってましたが、山椒は見当たらなかったですね。 椀にはうなぎの肝が入ってました。 でも、タレもしっかりした甘口で焼きも焦げ目が香ばしく、美味でしたよ。
東京3人組の1人は、せいろ蒸し初体験だったらしく、感激していました。
| 古民家にゆったりCafeが
いや、こんなところにありましたか! というほど、堀端の住宅地を左に右に折れますと、ございました。
古民家カフェ 「すずめの時間」
それがこちらです。 ↓
水郷柳川を縦横に流れる堀割を舟で巡る川下りの終着点近くです。
「御花」から「旧戸島邸」へ抜ける静かな小道「江戸小路」に残る古民家を改装。
庭は、江戸時代の侍屋敷のもので、横を流れる堀割から水を引いた池泉回遊式の庭園でした。
入口と上がり間に童話を中心に、ご当地ゆかりの方の本を並べた、ブックカフェ(本屋&喫茶店)です。
「すすめの時間」の由来はなんでしょうね。
ゆったりしたナイスキャラのマスターに、尋ねるの忘れました。
多分ですが、白秋さんが作詞した「舌切雀」からとったのですかね。
それが、 こちら ↓
奥の8畳間には、4人掛けのテーブルが2セット。 座卓ですからゆっくりくつろげます。
また、縁側があり、そこには籐の回転椅子を置いてます。 ひだまりの中でCoffeをいただきながら、おしゃべり。
ごめんなさい。 ついつい、3時間も居座ってしましました。 平日ですから許してくださいね。
ということで、ネットビジネスや経営のことを、さらには将来、時代はどう変わっていくか、人を仕事としていかに教育していくか、 などなど
我々、大満足で柳川を後にしました。
~ まとめ ~
ということで、~まとめ~というほどではありませんが、
是非、一度、柳川水郷あたりでまったり過ごしてみてはいかがでしょう!
素晴らしいひと時が味わえるかもしれませんよ。
<個人的意見> 歴史的にはマイナーだと思いますが、「立花宗成」の生涯をNHKの大河ドラマで使っていただけないでしょうか! 内容としては、登場人物も多く、時代の変遷も厚く、魅力たっぷりのドラマになること間違いなしです。
地域にはそんな痛快キャラクターが沢山いらっしゃいますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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