今回は、難しいことを抜きに、不安や怖れを解消させる簡単で最強オマジナイをご紹介しますね。

オマジナイをご紹介するまえに、自分がどのような状況にあるのかを知る必要があります。

何故かって? それは、一度その状況を受け入れてみて確かにそうだよな、といったんケジメをつけるためです。

それでは、あなたは次の項目にいくつ該当しているかチェックしてみてください。

いきますよ。

A.今の状態?

  1.  ☑ 感情の起伏が激しい
     -最近、些細なことでイライラしたり不安になったりする。
  2.  ☑ 何をしても不安がつきまとう
    失敗したらどうしよう、嫌われたらどうしようと気弱にクヨクヨしてしまう。
  3.  ☑ 不眠・寝付きが悪くなる
    不安がよぎって寝付けない、眠りが浅い。
  4.  ☑ 考えがまとまらない
    勉強や仕事に集中できない。ときたま不安が頭をかすめていく。
  5.  ☑ 肩こりなど筋肉の張りがある
    頭痛や頭が重いと感じ、肩がこったり、体の筋肉が強張っている。
  6.  ☑ 疲れやすい
    いつも不安感などで心が埋め尽くされいる。神経過敏で落ち着かない。
  7.  ☑ パニックになりやすい
    人から怒られたり些細な失敗をすると、どうしていいか分からなくなる。
  8.  ☑ メールや電話がないと不安になる
    返事がない、来ても文章がわずか、気になってしょうがない。
  9.  ☑ 夜中に突然電話をしてみる
     -誰かに相談したい、誰かの声を聴かないと落ち着かない。
  10.  ☑ 物事をなかなか決められない
     -自分がしたいコトやりたいコトに自信が持てない。

いくつ該当しましたか?

一つだけの該当ならばいいですが、二つ以上該当するなら要注意ですね。

自分にあったオマジナイをやって解消しましょう。オマジナイでなんとかなりますから。

しかし、5つ以上該当するようならこれは重症への道を突き進んでいます。 オマジナイだけに頼らず、ちゃんとした「カウンセリング」を受けてみることをお勧めします。 その方が改善への近道になると思いますので。

不安なことや怖れが出て来ることは誰にでもあることです。 自分だけがこんなことになった、と落ち込む必要はありません。 それよりも、過度に心配したり、その状態を長く放置することがどんどん悪化させることにつながっていきます。 ですから、何事も早い方が簡単に解消できるのですね。

もしも周囲にこの10項目に該当するようなお友達を見つけたら、相談相手になってよりややこしくさせるより、相手に心から心配していることを伝え、冷静にアドバイスすることを勧めます。 それがお互いのためですよ。

ということで、

具体的なオマジナイはもう少し後に出てきますので、もう少しお付き合いください。

不安症を作り出す5つの環境

不安症の潜在的な土壌は人によって様々ですが、性格とは別に大きく次の5つが考えられます。

1.長期間の持続的なストレス

特に危険なものは長期間、持続的にストレスにさらされることです。

2.幼少期の親子関係

子供のころ何らかの理由で十分に愛情を受け取ることができなかった、親からの愛情不足の問題。 逆に、親が過度な期待をすることや自分の理想を押し付けてしまい、過保護の問題。 根の深い問題ですね。

3.月経前や更年期、妊娠・出産によるホルモンバランスの乱れ

特に女性ホルモンの変化が激しい月経前に情緒不安定の症状が出るといわれています。

4.糖分の摂りすぎ

甘いものを食べると血糖値が上がりますがその後、急激に血糖値が下がりイライラを招きます。

5.腸内環境の乱れ

腸の中の善玉菌が少なく悪玉菌が多ければセロトニンを十分に作れずストレスに対抗しにくくなります。 特に肉食が多い人は気を付ける必要があります。

脳内ホルモンについては、以前の記事を参考に

 幸せ者は感情のメカニズムを知っている!4つの脳内ホルモンとは?

では、自分が抱えた土壌が分かったところで、次に不安症に陥りやすい性格を自己分析してみましょう。

B.性格判断(マイナスに働いていないか?)

なりやすい性格を30個、並べてみました。 あなたはどのくらい当てはまりますか?

トライしてみてください。

<自分に対して>

☑ 自分のことをよく省みることができ反省することが多い

☑ 真面目すぎる

☑ 責任感が強すぎる

☑ 困難な状況になると自分を守ろうとする

☑ 心配性だ

☑ 繊細で感受性が強いが傷つきやすい

☑ 自分に厳しい

☑ 我慢するタイプ

☑ 気持ちを切り替えることが苦手

☑ コンプレックスがある

<人に対して>

☑ 感情をあまり表に出さないようになった

☑ 細かいことに気が利く

☑ 他人の反応がやたら気になる

☑ 人への思いやりが強すぎる

☑ 負けず嫌い

<ものごとに対して>

☑ 消極的な一面がある

☑ 物事へのこだわりが強い

☑ 執着心が強い

☑ 物事をやりきろうとする意志が強い

☑ 妥協が苦手で融通が利かないことがある

☑ 完璧主義

☑ 高い理想を持っており、夢や理想に向かって努力する

☑ 空想癖がある

☑ 理屈っぽい

☑ 依存が強いもの(酒、タバコ、食、人など)がある

<とくに女性に関して>

☑ 生活リズムが変則的

☑ 生理はわずらわしいと思っている

☑ いつもなんとなく体調が悪い

☑ 自律神経系のバランスが悪い(冷えがあったり内臓の調子が悪く感じる)

☑ ストレス関連疾患を患ったことがある

最初の25個の質問のうち、10個以上該当するとあなたは不安症や怖れを過度に抱きやすい性格といえます。

また、26番目以降の女性への質問で2個以上該当しますと、PMSと呼ばれる女性特有の症状がでやすいと言われています。PMSは、月経(生理)の前にイライラしてしまったり、甘いものが無性に食べたくなったり、乳房がはって痛んだり…いろいろな不調がでてくる症状です。 PMSについてはっきりとした原因は不明ですが、女性ホルモンの分泌量が変化することが関係しているのではないかという意見があります。 これによって不安になったりすることも多いのですね。

さあここで、自分のもって生まれた性格やそれまでの環境と状態がわかったところで、

誰にでも、いつでもできる簡単最強のオマジナイを披露しますね。

|不安解消のためのとっても簡単なオマジナイ

<頭と言葉で>

・ すべてのことに「ありがとう」と感謝の言葉を声に出して言います。

・ 不安になったら「すべてが上手く行ってます!」とことあるごとに唱えます。

・ それでも怖れが来たら不安を宅急便に入れて「宇宙へ飛ばす!」これをやります。

・ どうせ長い人生「長い目でみてやろう」ちっちゃなことと笑い飛ばします。

⇒ とにかく「ポジティブ」なことばを自分に投げかけてください。

<体と行動で>

・ ジャージに着替え「とにかく外へ出てランニングで汗を」かきます。

・ 今度の休み「とにかく空と大地の大自然に身を置く」時間を作ります。

⇒ 大きな声を出すことも大事です。 私は、おかしくなると自宅の近くをランニングします。 途中にある産婦人科クリニックのそばを通ると、今日も生まれ出てきた多くの子供たちから、不思議なパワーを貰えるのですね。 あなたにも家の近くにパワーをいただける場所が必ずあります。とにかく気持ちのよい汗をかいてみましょう。

<生活の中で>

・ 住んでる部屋を「とにかく綺麗に片づけ掃除」をします。

・ 自分の大事な宝物から仏壇まで「とにかく綺麗に磨いて」やります。

・ 今着ている「パンツや下着をすべて新品に」取り替えます。

・ スタイリストお勧めコーディネイト「上下一揃いをとにかく着て」外に出る。

⇒ 持ち物の断捨離ではないですが、不安や怖れの解消も心の「断捨離」です。 とにかく気持ち良い環境をお部屋にも自分にも与えてみましょう。

<生活習慣を>

・ 外から帰ったらまずは不安や怖れのついて「手を洗いうがいをして水を吐き出す」ことをします。

・ 外から帰ったら不安や怖れをシャワーを使い「流れ出ました!と水に流す」ことをします。

・ いつもより「2時間早く寝て、早く起きる」ことをします。

⇒ 普段使う言葉に、「水に流す」ということばがあります。 「水に流す」とは、過去のいざこざやいきさつをいっさい無かったことにする、という意味です。  これも心の断捨離であって、心を洗い清め最初の状態に戻す儀式という意味合いもあるのですね。

以上のオマジナイは、日常の当たり前のコトなんです。 その当たり前のコトを続けると、これも当たり前のように効果があるのです。

人は、不安や怖れを自分の頭の中で作り出しています。 失敗や負の経験は過去のことです。 過去のことに引きずられて、それを恐れるばかりに、まだ起こってもいない現実に対して不安や怖れを抱いてしまう、とても悲しいと思いませんか。

未来は誰も予測できないのです。 ロジカルに考えても不確実要素として様々な可能性を秘めています。 ということは、「今」、そう「今をどうするか」ということが一番大事なんですね。 すべて、そこからしか始まりませんので。

思い悩むより、「今」の自分を明るい方向へ導くための努力をすべきなのです

不安や怖れについて書いた過去の記事もあわせてどうぞ、

・不安や怖れの本質から心の在り方を書いた記事です。

 ⇒ 不安や怖れは、いたって簡単に取り除ける?

・どうしたら取り除けるかに向き合った記事です。

 ⇒ 不安や怖れを取り除き、発生させないオマジナイ!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。