辛く苦しいとき、自分を励ます言葉はないでしょうか?

前回の「生きるヒント」では、逆境のとき努力すれば「幸運が舞い降りる」といいました。

確かに、愚痴を言わず忍耐強く努力し、自分の「潜在意識の力」を信じ続ければ、必ず潜在意識からびっくりするような「救いの手」が差し伸べられる、さらにいうと「神の恩恵」がいただけるとも書きました。

その記事はこちら⇒ 逆境のとき努力すれば幸運が舞い降りる、ホント?【潜在意識】

そうは言っても、口で言うのは簡単ですが、その場にいる当事者はとても辛いものです。

いちいち、人生訓や名言を思い出したり、そのための啓発本を引っ張り出したりできません。

せめて何か、簡単に自分を励ますことができるオマジナイは無いでしょうか

あります!

|逆境を克服するオマジナイ言葉

自分に投げかけるその簡単なオマジナイ言葉が。

朝起きた時、お昼間の活動時間中、そして夜の一日の終わりに...。

☑ 努力している自分へ向けて

朝 「おはよう。 頑張れる範囲でいいの。 無理する必要はないよ。

昼 「けっこう頑張ってるやん! 自分なりに。 それでいいよ。

晩 「今日も一日 頑張ってしまいました。 あしたはあした。

無理に頑張らないでください。 自分なりの努力をしていることを褒めましょう。 逆境での努力は素晴らしいのですから、これを続けて抜け出した後はご褒美があります。 難しくても努力していれば必ず報われると言い聞かせます。

☑ 辛い環境に置かれている自分へ向けて

朝 「おはよう。今日もまた ドラマチックな一日が始まるね!

昼 「まるでドラマの主人公みたいだよ。

晩 「今日も一日 お疲れ様でした。

今の自分ではどうしようもない環境にいて、とても辛いとき、自分に言葉を掛けてあげましょう。 その場をドラマの主人公のように、体験してあげてるくらいの気持ちで臨みましょう。 いつか、その環境から抜け出ることができるはずです。

☑ 耐えている自分へ向けて

朝 「おはよう。 明けない夜はないよ!

昼 「こんなこと いつまでも続くはずはないし!

晩 「夜が来ても また明るい朝がくるから

なにをやってもお先真っ暗と思えるぐらい、先が見えず耐えているとき、明けない夜はないことを自分に言い聞かせてあげましょう。 前を向いていると、ずっと暗闇はありません。 必ず、トンネルから抜け出るときが来ます。

☑ 遅れをとっている自分へ向けて

朝 「おはよう。 自分らしく行こう!

昼 「人は人、自分は自分

晩 「今日も一日 私をフォローしました!

どうしても周りに追いついていけない、逆境というより自分の限界を自分で決めてかかっているとき、自分を取り戻すために自分をフォローしてあげましょう。 自分を愛せない人は人を愛せないのと同じく、自分を応援できない人は、人のことも応援できないから。

☑ がある自分へむけて

朝 「おはよう。 ひとつずつ乗り越えよう!

昼 「この壁は必ず越えられる!

晩 「お疲れさま。 壁を乗り越えたら 自分は最強だ!

自分の限界が見えて来たとき、また自分はこれまでなんじゃないかと疑いたくなったとき、それは本当かと自分へ疑問を投げかけてやってください。 挑戦する自分に暗示をかけましょう。 必ず乗り越えられると。 その先にあるものをイメージさせてください。

☑ 苦しくてたまらない自分へ向けて

朝 「おはよう。 今日も苦しみ ゲットするか!

昼 「苦しいときは 叫んじゃえ!

晩 「今日の苦しさで また貯金が増えました!

苦しみを乗り越えるとその分だけ人間は強くなっていきます。 今の苦しみは、天から与えられた強さへの貯金だと思いましょう。 貯金が増えると、人として一回り大きくなれるのですから、これは儲けものです。

☑ 忍耐のときに自分へ向けて

朝 「おはよう。 今日は何メートル走るかい?

昼 「おっと、プラスのエネルギー貯まってるぞ!

晩 「今日も力を蓄えました。 ありがとう。

我慢強く辛抱しているとき、どうして自分だけが、なんでこんな長く辛抱しないといけないのかと思い悩みます。 実は、こんなときほど力を蓄えることで将来の大きな飛躍へとつながります。 忍耐の時期は、プラスのエネルギーを貯めてる時間なのです。

自分が今、どのパターンに陥っているのか、自分に問うてください。 ピンとくるオマジナイ言葉だったらどれでもいいですので。 できれば、自分の名前を入れて、自分へ語りかけてくださいね。

口に出すことによって、知らず知らずに自分の心をポジティブに変えていくことが狙いです。

言霊のパワー

言葉は、言霊(ことだま)と言われるように、言葉の持つ霊的なパワーというものがあります。

古来日本は、言霊の力によって幸せがもたらされる国「言霊の幸ふ国」とされています。 そのため、神事で祝詞を奏上する時には、絶対に誤読がないように注意されました。 これは、古代において「言」と「事」が同一の概念だったことによるもので、漢字が導入された当初も言と事は区別せずに用いられています。

現代でも結婚式などで使ってはならないとされる忌み言葉は、この言霊思想に基づくものなのですね。

よく昔、おばあちゃんに言われませんでしたか? 「そんなこと言ってると鬼が来るよ」だとか、「言葉に出す以上は責任を持たないとね」

これは今でも大事なことです。 言霊のパワーを信じてください

~ まとめ ~

辛いときや苦しいときほどマイナスの言葉が出てしまいます。 このとき発するマイナスの言葉に、さらにマイナスの意識に引きずられていく、これが怖いんですね。 マイナスのパワーは強大で、人をなかなかそこから解放してくれません。 解放してくれるのは、プラスのパワーです。 逆境のときは、マイナス言葉を封印し、自分のプラスの言霊パワーで方向を変えていきます

マイナス言葉を吐かないように気遣いするより、プラス言葉をなるべく口に出すようにすることが大切です

そこで、今回のように、朝昼晩と、自分を追い詰めず、さりげなく自分を励ます言葉、これが「逆境を克服するオマジナイ言葉」なのです。

実は、自分で考えたプラス言葉での「オマジナイ言葉」でも結構ですよ。 無理なく、追い詰めず、すんなり自分が口ずさめる言葉であれば大丈夫です。 身近で簡単な言葉を繰り返すほど効果がありますから。

是非試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。