京都の東山にある蹴上地区。

寒い時期ではありますが、このあたりを散策してみました。

まず訪れたのは、「日向大神宮」。

何故、ここかって?

先日行った宮崎県の高千穂。 神々が降りたもうた地、ということでご紹介しました。

日向大神宮を尋ねて

実は、この日向大神宮、社伝によれば、第23代顕宗天皇の治世に、勅願により筑紫日向の高千穂の峯の神蹟より神霊を移して創建された、とあります。 ゆかりがある神社なんですね。

それに、京都に居ながらにして、お伊勢さんにお参拝できるという神社です。


ということになれば、古墳時代? 485年ころということに。
京都人が“あと時の戦火”という“応仁の乱”のときに社殿は消失したとあります。

神域の山に囲まれたその谷間に日向大神宮はおわします、近くには南禅寺や永観堂などの観光エリアがあります。 しかし、観光エリアの起点となる蹴上駅からこの日向大神宮だけが逆の方向にあり、さらに少し離れている為、訪れる人はさほど多くない神社でした。 実際に旅行雑誌にもほとんど掲載される事がないような神社です。 しかし、最近のパワースポットブームや、芸能人記事で紹介されるなど、少しずつ訪れる人が増えてきました。 平日は、訪れる人も少ないですし、階段を上り、こんもりした林を抜けていきますので、その静寂がよりパワー感を醸し出すかもしれません。

 

琵琶湖疎水公園を歩く

空の青さと風景の蒼が妙にマッチしてます。
ゆっくり散歩するにはいい場所ですね。

蹴上にある琵琶湖疏水の疏水公園からの眺め。

遠くに平安神宮の赤い大鳥居が見えます。

疏水のトンネルは何か“宇宙戦艦”の波動砲みたいにワープしそうです。

 

南禅寺まで 疎水のアーチを見てみよう

あとは、そのまま下って、南禅寺まで。

この蹴上駅から日向大神宮、琵琶湖疎水から南禅寺。 そして、仁王門通りまで西へ下り、道すがら「順正湯豆腐」もしくは「瓢亭」で湯豆腐をお召し上がりになってはいかがでしょう!

 

~ まとめ ~

今回のルート地図を載せました。

腹ごしらえをしたら、帰りは地下鉄東西線の東山駅までぶらり散歩はいかがです。

時間があるなら、道すがら「青蓮院門跡」や「知恩院」へ向かって下へ折れることもできます。

そこから「丸山公園」を散策しながら「八坂神社」、そして祇園四条へ抜けてはいかがでしょう。

半日、ゆっくりと過ごせます。

人もそれほど多くなく、京都東山、北の銀閣寺から永観堂まで、南の清水寺とは趣きが異なる京都をを満喫できると思います。

是非、いらしてみてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます。