大きく望め! さすれば叶えられる、引き寄せ術
最近では当たり前のようによく使われている、
「引き寄せる」という言葉。
その言葉の意味は?
幸運をつかみ取るためには、どうすればいいのか?
それを説明するのに、わかりやすいエピソードがあります。
その前に、
“引き寄せの法則”を有名にしたのは、
「ザ・シークレット」
(2006年に刊行、ロンダ・バーン作)。
いろいろと物議をかもした本ですが、
それはさておき、「引き寄せとは何でしょう?」
それを今から紹介します。
アンソニー・ロビンズ氏はアメリカの実業家であり、
また、NLPなどの手法を使った能力開発法の大家としても有名な人です。
24歳で億万長者になったことでも有名です。
そんなロビンズ氏、
通りを歩いていると、一人の乞食が近づいてきて、
次のように言ってきたそうです。
「だんな、25セント恵んでください。」
ロビンズ氏は考えました。
「無視して通り過ぎるのもかわいそうだ、
かといって、お金を恵んでやれば彼の依存心を助長するので、
彼のためにもならないだろう。」
そして、ロビンズ氏には、一つのアイディアが浮かびました。
ロビンス氏は、財布から札を出すと、乞食の前で札を数え始めました。
そして間もなく、札を数えるのを止めて、
「あっ、25セントでしたね」と言って、ポケットに手を突っ込みました。
そして、ポケットから25セント硬貨を1枚取り出すと、
それを乞食に渡して、
「人生は、あなたのリクエストに応える」
と言って去ったそうです。
何を教えたかったのか?
彼は、たくさんのお札を持っていたのですが、
「25セント恵んでください」という乞食のリクエストに応えて、
25セントを恵んであげたわけです。
そして、
“人生は、自分が望んだ以上には実現しない”ということを、
乞食に教えたのです。
その乞食が、乞食に甘んじていたのは、
人生に対してリクエストすることをあきらめていたからです。
人生は私たちに、無限の贈り物を用意してくれています。
しかし私たちが、わずかしかリクエストしなければ、
わずかな贈り物しかくれません。
私たちは、人生に、
どんなに大きなリクエストをしてもOKだと言っています。
“人生は、あなたのリクエストに応えます” と。
この話は、「引き寄せの法則」を
わかりやすく相手に教えてあげたエピソードですね。
それにしてもなかなか「粋」ですね。
そんなユーモアと人生の金言をさらりと言える人になりたいものです。
~ まとめ ~
生きていく上で、
私たちは、大きな望みを抱くのか、小さな望みに甘んじるのか。
それは、その人の生きてゆく上の、
環境も含めた価値観の問題でしょう。
ですが、その望み以上のものはなかなかやって来ないということです。
「少年よ、大志をいだけ」とクラーク博士も言ってます。
恐れずに、志と夢と希望は大きくてもかまわないということです。
最後までお読みいただき、、ありがとうございます。
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