2016年2月9日、今日は、カテゴリーの趣旨とは少し離れますが、

あえて、ここ最近の経済について書き留めておきたいのですね。

 

どうしてかというと、ここを転機に日本の経済だけではなく、世の中がガラッと音を立てて壊れ変化していくと直観的に感じるからです。 あくまでも勝手な直観ですが。 聞いてください。

 

世界経済の大転換が始まるか?

今までの仕組みが大転換しそうなのです。

それは、「終わりの始まり」といっても過言ではないでしょう。

 

何が終わりというのか?

日本が滅亡するなんていう話ではありませんので、ごめんないさい、期待はずれです。

世の中を動かしてきた仕組みや体制です。

 

右肩上がりできた世界経済が怪しくなってきたと言われたのは、昨年からです。

ギリシャのデフォルト危機から発端に、中国の失速が疑われ国家管理が機能不全ぎみとなり、EUの盟主であるドイツの世界企業VWの偽装問題から本日表面に出たドイツ銀行のデリバティブでの破綻懸念、そして原油安にはどめがかからず、生産調整はせずに産油国の我慢比べ、景気は長年良好だったアメリカもここにきて減速基調へ入ったのではないかとの懸念も出始めています。 為替は円安から円高へ動いています。今は、円高というより一人ドル安という雰囲気ですが。 FRBは金利を年内上げるのでしょうか? 日本は反対に、日銀がマイナス金利を導入しました。 ほんと、未知との遭遇ですね。 株価は年初から下がり続け約2割下がりました。 本日の株価は、-918円安の16,085円、前日から一日で5.4%も下落しました。 黒田バズーカのマイナス金利導入はもって1週間でした。 もっと底を見るかもしれませんね。

 これを見てください。国債利回りマイナス!


(参照 : 本日のANNニュースより 初のマイナス金利)

これ見てください。 マイナスですよ。

10年の国債の利回りが、一時、初めてマイナス0.01%をつけたのです。100万円で買った国債を10年間満期まで持ち続けると逆に1000円の損失が生じる、という異常事態なのです。

 

 何か変だよ日本経済

政界情勢も世界経済も、なんとも悲観的な言葉が続くのでしょう。 何か変だと思いませんか?

日本はアベノミクスとデフレ脱却、企業決算は好調であれど景気は良くならず、国の借金は増えるばかり。 少子高齢化と高齢化社会、健康や福祉の歳出削減。 こんな状態で消費税増税はできないでしょう! それでも決めたことはたんたんとやりますか? 安倍首相はやりたくないのだと思いますが、私もやりたくない派でした。

しかし、この夏には世界経済はひっくり返るような転換を迎えると予測しました。 仮に、予測が正しいとしたら、世界同時株安、世界まるごと失速だ、ということであれば、ここで毒をくらっていっそ毒を持って解毒するのもいいかなとも思い始めています。 世界が落ち込みますから、日本だけ例外ということはありません。 グローバルな世の中であれば、ほとんど一蓮托生です。 傷が深いか浅いかの違いですね。 日本は、やっと慢性疾患から立ち直ろうとしていましたので、ダメージは大きいですが、次、すっきり立ち直るためにも、今は苦いが将来効果がでるという強い薬は飲めるのではないでしょうか。

世界に目を向けても、中東の問題はやっかいです。 ISは将来必ず消滅すると思いますが、北の損壊と中国の混乱はどうでしょう? ここでは多くを語りませんが、世界見渡してもおかしなことが多すぎます。

 

 経済は将来の思惑と心理戦で動く

ここで経済の話に戻します。

資本主義は、人、もの、金、情報から成り立っています。

現代はITが発達し、情報はグローバル化され瞬時に伝わるようになりました。 すると同時に、人の心もそれによって左右され、お金も瞬時に移動していきます。 唯一、”もの”だけが瞬間移動しません。

とくにお金と情報がからむと、それを操るのが人とシステムですから心理や思惑が働きます。 ですから、富の公平化はかろうじて可能であっても富の偏在は避けられません。 世界のパイの実力(大きさ)は成長力なのでしょうが、思惑分だけ大きくなったり小さくなったりします。 それを参加者全員で勝ち抜き戦をやっているのです。 やはりみんな負けたくないですよね。

世の中では、これをリスク管理(負けたくない、損したくない)と呼ぶのでしょうが、始まりは思惑と人の心理から発したことです。

仮に世界中争いもなく平和で、皆が頑張って新しいことを発見したり、仕事の能率を上げたり、付加価値というものを高めていき、平等に再分配されれば、様々なクライシスを想定する必要は無いのかもしれません。

しかし、私たちは欲望と意思と個性をもった多くの人間でこの世界は構成されています。 なかなか公平な分配は難しいのです。 資本主義の国家であればなおさら難しいでしょう。 格差を無くすために国家は、どれだけの社会保証や福祉制度を充実させるのかが問われますが。

資本主義ですから、がんばった人にはそれなりにお金が入っていきます。 知恵を使った人はさらに多くのお金が入ってくるかもしれません。再現性のある繰り返し使える仕組みを作った人はもっともっと儲かるかもしれません。 その先には、そのお金を投資し、お金がお金を作り上げていくような投資家という存在の人もでてきます。 そして、その間に流れるお金というものを管理したり、融通させたり、預かって運用したりとお金にまつわるビジネスというものが生まれてきます。

資本主義は、その世界の中にいて人としてどう立ち振る舞うか、経験をどう学びどう活かしていくか、そして人としてどう成長していくか、の道場だと思っています。

魂を成長させていくにはもってこいの学習の場ではないでしょうか。

こういう私は、まだまだ経済音痴です。 人の心理をしっかり読めてません。 環境の変化を即座に捉えるまでには至っていません。 実は誰もが道半ばだと思います。

そうは言っても、資本主義の世の中で良いこともあります。

他人に迷惑をかけなければ、そこそこの自由が許されているところです。 そこそこ、行使という一定の範囲を越えなければ、主義主張や様々な考え方は許されていることろです。 自分がなりたいと思うことが自由に挑戦できるという素地があります。

ということで、資本主義を否定ではなく、肯定する立場として、もう一度、予測を記録。

 

 勝手な予測を立てました

この先、中国の経済は少なからず吹っ飛び、実態を隠そうとする政府と人民の間で混乱が生じるでしょう。 いつまでも偽りを隠し通せるものではありません。 きっとほころびは出てくるものです。

アメリカにしてもそうです。 好景気で株高が続いて8年になります。 大統領選も強いといわれる本命が出ずに、民主党共和党とも混戦です。 FRBの利上げも年内もう1回あるかないかでしょう。 大統領選もありますが、とにかく候補者選びも不安定な状況になってきました。 アメリカは、近い将来、経済危機に陥ります。

日本は、今年一年苦難の年ですが、舵の切り方を間違えなければ、損壊後、どの国よりも早く再生します。

 

 先が見えないというリスクへ、私たちの心構え

先が見えないというより、剣が峰、どっちに転ぶかわからない、という状況でしょう。 ただ、勢いは転ぶほうですが。

ここで注意してください。 すべてが悪い方へ転ぶんではないと思うんですね。

 

これからの世の中は、はっきりと2つの世界に分けられてますので、今まさに中間にいる人が、ここを境にどちらかへ引き寄せられるということです。

これを読んでくれてる方は、必ず良い方向へ引き寄せられます。

 

断言しましたね!

 

ここまで読んでいただける方は、同じ思いだからこそ読んでいただけたのだと思ってますから。

私は、預言者ではありませんが、何か首筋に感じませんか? ぞわぞわっと。

わたし、失敗しないので!」と行きたいものです。

 

~ まとめ ~

2極化するときの心得は、

「立ち止まらず、自分の信じる方へ走る」

これが大事です。

 

今回は、これがそのまま ~まとめ~ になってしまいました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。